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妊娠中の薬について解説

妊娠の時期での薬の影響

知っている妊婦さんも多いと思いますが実は妊娠の時期によっても
薬の影響が違ってきています。

○受精後~1ヶ月
  この時期は受精卵に影響が出るか出ないかになります。
  受精卵に影響がない薬であれば大丈夫(医師や薬剤師に相談)
  受精卵に影響がでた場合は着床せずに流産となります。
 
 この時期に市販の風邪くすりを飲んでしまったけど大丈夫ですか?
  ⇒この時期は着床への影響のほうが大きいので風邪薬以外でも
   ほとんどの薬が胎児に影響しないので大丈夫です。
   発育以上は遺伝子など他の要因でなることが多いです。

○妊娠2~4ヶ月
  絶対危険期と言われています。この時期は胎児が中枢神経や
  心臓などの臓器、手や足などが作られる重要な時期です。
  3ヶ月位の時期は口蓋裂(口の形の変形)などの影響が
  あるとされています。

○妊娠4~出産
  相対危険期といわれこの時期は薬による先天異常の危険性は
  少なくなりますが発育や内臓の障害、羊水の減少が報告されています。

 

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