脳梗塞のかんたんガイドページ

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脳梗塞の進行

脳梗塞は発症(症状が出る事)したら24時間は進行が早く

一度脳梗塞になると初めの24時間は障害される神経細胞の範囲が急速に広がる。

神経細胞は死んでしまうと元に戻らない(代替細胞もない事もないが少ない)

なので、早く気づいて適切な治療を早く受けることが必要です。

脳梗塞が起きると下記の症状が現れます。
1 体がうまく動かない。腕、脚、顔が思うように動かない。

  ○腕は手のひらを上に向けて両腕を前に伸ばしてください。手のひらが下がってきたら

    要注意です。

  ○脚は片方の足が動かなかったりするとまっすぐ歩けないので注意が必要です。

  ○顔は自分では気づかないが周りの人が教えてくれたりします。脳ではなく顔面麻痺の時も

   ありますが判断できないので必ず病院で診てもらってください。

2 思うように言葉が出ない
   言葉がうまく話せなかったりします。うまく言えなかったり単語が出てこないなどです。

3 目の見え方がいつもと違う
   目が見えにくかったり見えていた部分が黒くなって欠けていたりします。

○脳梗塞の場合はこれらの症状が急にでるのですぐに救急車を呼びましょう。

脳梗塞の前兆が起こることもある。
  じつは一時的に脳の血管が詰まって1~3の症状が出て回復することがあります。
  これは一度詰まった血管が一時的に回復するためです。しかし、完全に良くなった
  わけではないので3ヵ月以内に15~20%の人が脳梗塞を発症します。
  症状が消えても必ず脳神経外科で検査をしてもらうようにしましょう。

  

 

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