アルツハイマーとは
アルツハイマー病は脳の海馬(短い情報を記憶している場所)周辺から
萎縮が始まって障害がおこり認知機能の低下(物忘れ)が起こります。
これが進行すると日常生活に支障が起こります。
さらに症状が進むと運動機能にも支障がおきます。
軽度認知障害(軽い物忘れ)から認知症に進んでいきます。
《軽度認知障害とは健常と認知症の間の状態でMCIとも呼ばれます。
記憶力や判断力、物事を組み立てて行う能力、言語能力などの
認知機能の低下はあるが日常生活には大きな支障はない。
軽度認知障害のある人は約400万人で65歳以上の人全体の約13%
認知症の有る人は約462万人(2012年厚生労働省)
65歳以上の全体の30%近くが認知症と考えられています。
65歳以上の人で心配な方は病院で検査を受けると進行が抑えられる
治療があるので病院に行ってみましょう。
軽度認知障害では
①人の名前を思い出せないのはまだ気にする必要は無いが
自分が体験したこと全体(昨日はどんな事をして過ごしたか)
を忘れると注意した方が良いです。
②物忘れが目立つようになった
③物事や家事や仕事の効率が悪くなった
④いつもと違って元気ややる気がなくなった
⑤ふだんと違う出来事を嫌がるようになった
⑥好きだった趣味から遠ざかるようになった
⑦つきあいの範囲が狭くなった
2017年04月15日 10時55分
軽度認知障害と診断されたら
アルツハイマ病の場合は症状の進行を遅らせる薬が使われます。
アルツハイマー病にお危険性を高める糖尿病や高血圧
などの生活習慣の改善と食生活の改善が良いとされています。
軽い運動や趣味、人との関わりや社会活動を続けると
脳が活性化するので良いとされています。