高血圧の簡単ガイドページ

高血圧について

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高血圧はどうして良くないのか?
⇒高すぎると血管に負担がかかるから。

病院と家で目標値が違う。
病院140mmHg/90mmHg 家庭140mmHg/90mmHg
これより値が上の状態が続くと高血圧と判断されます。
この違いは家だとリラックスした状態で測れるので
そのぶん低い値となっています。

血圧が高い状態が続くと
心筋梗塞、狭心症、心不全、不整脈、脳卒中、
認知症、大動脈瘤、大動脈乖離 慢性腎臓病 抹消動脈疾患

血圧は1日でも変動している(寝ているときに低くなって
朝起きて活動に入ると高くなる)のですが
特に危険なのが早朝の高血圧。

血管は血圧が高いと圧力によって傷ついて硬くなります。
心臓の血管が硬くなると心筋梗塞
脳の血管が硬くなると脳卒中の原因となる。

血圧が高いと血管が破れることもあります。
特に脳の血管は細い血管や枝分かれしている血管が
多いため危険です。

血圧が高いと心不全や不整脈の原因ともなる。

○減塩 高血圧の人は1日に6gが目安となっています。
(通常は男性10g、女性9gの平均摂取となっている)


食事
外食では塩分の多い食事が多いので気をつける。
ラーメンなどの麺類のスープは残す。
味噌汁などは塩分が高めになりやすいので薄味にするか具を多くする。
練り物や加工肉、坂の干物、梅干、つくだ煮、漬け物などは控える。
塩分に頼らない酸味や香辛料に変えて味付けをする。
煮物も塩分が多く控えめにする。

○血圧を下げる食品をとる
 野菜や果物を積極的に摂る(ただし腎臓が悪い人はお医者さんに相談)
 魚に含まれるEPAやDHAを摂る。

○肥満を解消する
 カロリーをバランスよく制限する。
 体重を毎日記録する。

生活習慣
たばこを吸っている人は止める。
お酒を多く飲んでいる人は控える。
ストレスを減らす。
睡眠の質を良くする
規則正しい生活をする
寒い季節には体を冷やさないようにする